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ロシア発の注目デザイナーGosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)

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若手デザイナーGosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)

Gosha Rubchinskiy(ゴーシャ ラブチンスキー)はモスクワ拠点に活動しているファッションデザイナー。

ロシアのユースカルチャーやサブカルチャー、冷戦へのノスタルジーなどにインスパイアされたデザイン・作風が特徴。モスクワのデザイン&テクノロジーカレッジを卒業後、映画・雑誌などのスタイリストとしてロシアで活動、その後2008年に自身の名を冠したストリートブランドを設立した。

ゴーシャ ラブチンスキーはファッションデザイナーであると同時に、映像作家・フォトグラファーとしても活動している。近年では2冊の写真集をリリースしている。

『THE DAY OF MY DEATH』(2016年発売)

イタリア・フィレンツェの工場や政府本部など、歴史や文化的な背景の色濃く残る土地をゴーシャ ラブチンスキーが訪問し撮り下ろした本作。撮影は全てフィルムでモノクロというクラシックな手法を採用しており、製本もイギリスにて手作業というこだわりよう。過去のイタリアに祖国旧ソ連と類似する美的価値を見出し、現代社会におけるグローバルや個性、国という概念に関して疑問を投げかけることを目指している。

『東京』(2017年発売)

リアルな東京にこだわった本作は、東京の街にいる若者をモデルに撮影した作品。スカウトしたモデルが当日着ていた服にゴーシャ ラブチンスキーの服をコーディネイトし撮影したもので、コマーシャルなものというよりも、「東京のポートレイト」に注目したもの。

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ブランド Gosha Rubchinskiy

Gosha Rubchinskiyが2008年に発表したコレクション「Evil Empire」をきっかけに、Comme des Garçons(コムデギャルソン)の川久保玲氏が惚れ込み、コム デ ギャルソン インターナショナルが商標権を取得。現在ではコム デ ギャルソンが生産からマーケティング、プレス業務までを担っている。

デザイナーGosha Rubchinskiyの生きた、ソビエト崩壊直後の時代に強く影響受けたデザインが特徴的なブランドで、西欧文化と東側のスタイルがうまくミックスされたディテールが印象的。キリル文字を使用したアイテムやロシアの構成主義を思わせるものまで、「ロシア」のカルチャーを体現しているということができるブランド。

Gosha Rubchinskiyが世界的な注目を浴びたのは2016年にフィレンツェで開催された「Pitti Uomo」でのことである。(写真下)

インスピレーションのとなった、ローマ郊外の男娼を描いた小説『生命ある若者』とGosha Rubchinskiyの今夏んであるモスクワ文化があわさり、独特な雰囲気を醸し出している。本コレクションでは、FILAやKappaとのコラボレーションもあり、その名が世界に広まった。

ここで過去のものを含め、彼のアパレルを見ていこう




冷戦後のロシアのノスタルジーを感じるデザイン、現代のように洗練されていない野暮ったさ、閉鎖的な社会が生み出すその独特な空気感をうまく再現しているブランドである。

ロシアのルーツを大切にするという意図から採用されたキリル文字やロシアの国旗をもしたデザイン。「自分の作りたいもの、リアルなものを作りたい」というゴーシャ思いが伝わってくるようなデザインが多くラインアップされています。

2008年のブランド設立以降、SupremeやPalaceのように、Gosha Rubchinskiyはハイストリートを代表するブランドに育ち、大きなファンベースを持つまでに至った。一部には次代Supremeと呼ぶ声も聞こえるGosha Rubchinskiy。AdidasやBurburyのようなメゾンとのコラボレーションを発表、アメリカではGosha RubchinskiyのアパレルをきたKanye Westがパパラッチされるなど、確実にそのプレゼンスを高めつつあります。

SupremeやPlaceのようなブランドと比較されることについて、Goshaは以下のように語っています。

『僕は自分のブランドをSupremeみたいにしたくないし、Palaceみたいにもしたくない。ただGosha Rubchinskiyでありたいんだ。世間ではGosha Rubchinskiyは次なるRaf Simonsとか、Supremeだとか言われることがあるけど、GoshaはGoshaなんだ。』
引用:ft.com

SupremeやPlaceのようなブランドは、商品がリリースされる直前にネット上で情報を発信する手法を採用している。しかし、Gosha Rubchinskiyはブランドアイデンティティーのために、ファッションショーとして商品を発表しており、そのような点にもGosha Rubchinskiyの熱意を感じます。また西洋のポップカルチャーやそのカウンターカルチャーに触れる中でも、「ロシア」に対する誇りは、彼の作品に色濃く反映されています。

『今が「ヨーロッパ」を何か考える上で、正しい時だと思う。パゾリーニ(イタリア)はアンチグローバリストで、「イタリアはイタリアのままに、フランスはフランスのままに、ロシアはロシアのままに」という考え方の持ち主だった。今こそパゾリーニを思い出すべきで、「ヨーロッパ」とは何かを考えるべき。ロシアと「ヨーロッパ」とのつながりを感じるし、ロシアも「ヨーロッパ」と同様に同じ目線、すなわち「ロシア」として語られるべきだと思う。』

引用:ft.com

「ヨーロッパ」カルチャーの陰に隠れ、これまで注目されることがなかったロシアのファッションシーン。そんなロシアのファッションシーンを注目し表舞台に引っ張ったブランド、それがGosha Rubchinskiy。ロシアの空気感やカルチャーを発信し続ける同ブランドから目が離せない。

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